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お手持ちのペダルボードに収まる。 9V電池で動く。TonePrint搭載マルチエフェクター tc electronic PLETHOLA X3

まずは概要を掴むために、動画をご覧ください。

BORAD, PEDAL. TonePrint.. PLETHORA X5と音もコンセプトは同じです。

  • 14種類のtc electronic TonePrint Pedalが搭載
  • 127のエフェクターの組み合わせが可能
  • Effect効果を足元で可変にコントロール出来るMASHスイッチ搭載
  • tc electronicのWEBサイトから無償で提供されているTonePrintアプリでエフェクトの編集可能
  • エフェクターボードにラクに収まるコンパクトなデザイン
  • 8つのアンプキャビネットシュミレーター搭載
  • 正確&爆速のギターチューナーUNITUNE CLIP搭載
  • モノラルで80秒 ステレオで40秒サンプリング可能なTapeDeck LOOPER搭載

同シリーズのPlethora X5は5つのエフェクトの同時使用が可能でした。また大概のマルチエフェクターでは5つ以上のエフェクトの同時使用が可能です。が、X3は3つです。少し足りないと感じられるかもしれません。がこの製品。すでにお持ちのペダルボードの隙間にねじ込む事を想定して開発されました。故にACアダプターも同梱していません。9V電池一個で動きます。また一般的なマルチエフェクター製品では当たり前に搭載されているオーバードライブやディストーションといったエフェクトはPLETHORA X3には非搭載です。これらは既にお気に入りの歪みペダルをお持ちでしょう?という考えで設計されています。SEND RETRUNもありません。ディストーションやオーバードライブを必ずX3のOUTPUTの後につなぐのでは?という考え方です。このマルチペダルの実践的な使用法は直列ボードの後段に、TCの空間系をコンパクトに3つ並べたような感覚で使うのがおすすめです。

SEND RETURNはアンプ側で。

TonePrintとは

TOPギタリストが作成した&実際に使っているEffectの設定をアプリ上のライブラリーからパソコンからやスマホのスピーカーからギターのピックアップにビーム音声信号を送ることでtcのTonePrintエフェクターの中に記録させる機能です。データ以外にもパラメーターをアプリ上でマニュアルで変えたりエフェクトを一から構築する事も可能。tcのサイトから無料でダウンロードできます。https://www.tcelectronic.com/tonePrints.html

TonePrint ペダルと言われるtc electronicのエフェクター

X3に搭載されているTonePrintエフェクトは下記です。製品個別説明のためにモデル名にYoutubeリンクが貼ってあります。英語のコンテンツなのでYoutube上で日本語字幕の設定をお願いします。(設定不要の動画もあります。)

Alter Ego Vintage Echo Brainwaves Pitch Shifter Corona Chorus Flashback 2 Delay Hall of Fame 2 Reverb Helix Phaser HyperGravity Compressor

Pipeline Tap Tremolo Quintessence Harmony Sentry Noise Gate Shaker Mini Vibrato Sub `N` Up Octaver The Dreamscape Viscous Vibe Voltex Franger

tc electronicにはMOJOMOJO overdriveAMP WORKS vintage シリーズZEUS driveの様な魅力的な歪みペダルがあります。なのですが、歪み系のペダルにTonePrintmは設定されていないので、X5を含めて、このPLETHORA X3には搭載されません。ただし、8種類のアンプキャビネットシュミレーターがX3に搭載。DRIVE&DISTORTIONサウンドはこちらの「キャブ・シム」で得ることが出来ます。またこのアンプキャビネットシュミレーターで「PAに直接接続する」ライブや「マイク+アンプを通さずに」ホーム・レコーディングを簡単に行うことができます。

Cab Service When You Need It

各TonePrintエフェクトは3つのKNOBで個別にパラメーターが調整できます。またFOOT SWITCHを長押しすると、全てのMASH対応ペダルのパラメーターを足先で可変コントロールできるエクスプレッションペダルの様な効果を得ることができる他、Flash back delayのディレイ長を足先でのタップで設定したりVISCOUS VIBEの深度をコントロールできたりします。

MASHフットスイッチを知っていますか?

MASH To Perfection
写真はPLETHORA X5。 MASHの機能はX3は全く一緒です。


MASHとは、フットスイッチに搭載された感圧式のエクスプレッションコントロールで、フットスイッチを踏み込む強さによって効果を変化させる事が出来ます。強く押すほど効果が大きくなります。無料のTonePrint Editorを使ってパラメーターを設定&コントロール出来ます。

例えばDELAYのFEEDBACK量を設定すると、踏めば踏むほどずっとDELAY音が続くことになります。歪み系のペダルのサスティーンを設定すれば、MASHを踏み込めばずーっとフィードバックが続きます。

MASHフットスイッチを3個搭載したPLETHORA X3は、これまでにない表現力を発揮します。ボリューム・スウェル、モジュレーション・ランピング、流動的なミックス・コントロールなど、様々な表現が可能です。MASHフットスイッチは、フットスイッチを押し下げるだけで、リアルタイムにエフェクトをコントロールできます。それぞれのMASHスイッチは、カスタマイズ可能なアクション・カーブによって、最大3つのエフェクト・パラメーターを同時にコントロールすることができます。ぜひ一度試してみてください。

MASHの効果の動画です。

TAPE DECK LOOPER

LOOP 'D' LOOP


フレーズやリフを練習するのに、ルーパーほど適した方法はありません。TAPE DECK LOOPERは、PLETHORA シリーズ専用に搭載されたのRAMルーパーです。録音・再生時間はステレオで40秒、モノラルで80秒と、ループを作るのに十分な録音サイズを備えています。シグナルチェーンのどこにでもループを配置することができます。

BluetoothでTonePrintを転送

TCペダルとして初めてBluetoothを搭載し、TonePrintアプリと接続してロードすることができます。 無料のTonePrintアプリを使って、スマホとPlethora X3をBluetooth接続し、ボードをアレンジすることで、すべてが思い通り。

正確無比&音速調弦のUNITUNE CLIP搭載

UNITUNE CLIPの仕様はこちらの動画で。。

製品仕様

バイパス・モード: トゥルー・バイパス
入力コネクター: 2 x ¼” TS, アンバランス
入力インピーダンス: 1 MΩ
出力コネクター: 2 x ¼” TS, アンバランス
MIDI IN / スルー: 2 端子 x 5-pin DIN
電源入力: 標準5.5 / 2.1 mm 9 VDC、センターマイナス> 600 mA(別売)

コントロール: EFFECTノブ TONEPRINTノブ
パラメーター・ノブ(アサイン可能)エフェクト・スロット / MASHフットスイッチ(アサイン可能)
PLAY / EDITセレクター・スイッチ
BOARDSセレクター・スイッチ

BLUETOOTH仕様
レイテンシー: 0.8 – 2.4 ms
USBポート: ミニB USBコネクター
Bluetooth バージョン: 4.2 LOW ENERGY
動作周波数: 2.402~2.48 GHz
チャンネル数: 40
RF出力電力: 8 dBm
作動距離: オープンスペースで測定した場合、最大10m(壁や構造物がデバイスの動作範囲に影響する場合があります。)

本体寸法 (H x W x D) 56.02 x 176.53 x 116.75 mm
本体重量 0.775 kg